2009年6月8日月曜日

TIFFファイル処理と表示の非常識(1)

画像ファイルの一種として、TIFFファイルがいろいろな
フォーマットで定義されている。
(TIFF 6.0 Specificationを参照ください)

このうち、2つ特別なフォーマットがある。
これらは、TIFF_G3_FAXとTIFF_G4_FAXです。

1.フォーマット定義の違い:
"TIFF 6.0 Specification"により、TIFF_G3_FAX及び
TIFF_G3_FAXが「Class F for facsimile」で定義されている。
ほかと違うのは、「Class F for facsimile」に(Class B tags plus...)
もあります。
つまり、TIFF_G3_FAX及びTIFF_G3_FAXがClass F、Class B両方の属性を
持っている。これは、ほかのTIFFファイルとの最大の違い

2.見た目の違い(非常識のポイント):
"君はWindowsに見たものは本来の様子ではない"と急にだれから言われたら、
どう思いますか?
"ええ~?!マジですか?"と言い返すかもね。:)
しかし、Windows(あるいはWindows自分のImageツール:Windows Picture
and Fax Viewer、Paintなど)から見た白黒2色のTIFF_G3_FAXと
TIFF_G4_FAXのTIFF画像の様子が本来の様子ではない(Windowsから
見た白黒は、画像の実際の黒白となっている)!!
悲しいのは、これは事実だ。
でも、要注意のは、全ての白黒2色のTIFF_G3_FAXとTIFF_G4_FAXに
対して、こういうことがない!

下記条件に合う画像だけです。
①PhotometricInterpretation =1
②Compression = 3 (CCITT Group 3)/ 4 (CCITT Group 4)

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